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つまらないが、やはり書きたいの

つまらないが、やはり書きたいの

作者: 津島修治 | 来源:发表于2017-05-16 20:31 被阅读0次
    つまらないが、やはり書きたいの

    彼女のことを思い出すたびに、きっと切なくなる。

    大学時代に彼女に出会った。ずいぶん痩せって寂しそうに見える女の子だった。突然に胸の奥でこの子をずっと守り続けたい衝動が起こってきた。それから、授業中にしょっちゅう彼女のことを覗いてた。痴漢のようなまねをしてしまって、一種の罪悪感を感じてたまま、自分の思いを抑えられなかった。

    神様が僕の願いを聞いたようで、ある日、彼女が僕のそばに来てくれた。ありがたいことだった。チャンスを逃すわけにはいかないって思ったから、自分の気持ちを彼女に全部伝えてしまった。

    案外、完全に届いて、受け入れられて、付き合ってくれた。というわけで、恋に落ちた二人は幸せな生活を送ることができたと思ったけど。神様は気が変わったようだった。

    喧嘩。喧嘩は誰に対しても、普通ではないかと思うけど、このような喧嘩は違う観念の衝撃なのだ。喧嘩に喧嘩を重ねながら、僕は彼女に積み重ねた愛がだんだん淡くなっていった。彼女も同じようにしてくれた。結局、卒業後、僕たちは別れることにした。あの時に、限りない悔しさや切なさが胸に溢れて来たが、彼女のことが幸せになってほしいと、やはり別れた方がましかなって。

    別れたとしても、時々、連絡を取ることがあるのだが。短い会話の中で、何かお互いに未練を感じてた。僕は最初の決定が本当に正しかったかどうかを疑い始めた。だけど、挽回はもう遅かったかなって、一方でやはり面目を潰すのが怖かったのだ。今まで当時自分がそう思ったことを大変後悔してるけど、何をしても始まらないのだ。僕は馬鹿なのだ。

    今でも彼女のことを心配している。気になればなるほど、彼女の世界に現れるのが怖いのだ。また彼女のことを傷つけたらどうすんだって。それにしても、酔っ払ってる時に勇気を出して電話をしたことがあるけど、彼女の態度は思わなかったほど冷たかった。僕を忘れたかもしれないからだ。僕の方が悪いと思うに決まってるのだ。僕は彼女のことを傷つけたから。

    でも、僕は忘れられない。なぜかというと、自分でもわからない。どうしてだかな、あの時僕は決まったはずじゃないじゃない?最近、彼女にラインとかしたけど、返事が全然来なかった。やっぱり終わりだなって思ってた。

    ごめんなさい、少なくとも、僕の謝りを聞いてくれないかな。少なくとも、普通の会話をしてくれてよかったのに、友達としても、いけないかな。

    ごめんなさいって自分は何度も何度も繰り返したけど、勇気が出せないのも事実だ。彼女はもう仕事をちゃんとしているし、望むところの生活を送っているのだ。僕が消えた方が。そう、僕は消えてよかった。この夢を称することまでできない道に一人ぼっちで進んでいくのだ。

    さよなら、今までいろいろな迷惑をかけてしまって本当に申し訳ございません。

    終わり、彼女に愛と過去の思い出がずっと残っている。

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