4月27日,月曜日,晴れ
今日,高校三年生と中学校三年生は今日学校に戻って授業するようになった。今朝,交通渋滞がひどくなった。
小説の抜粋:
翌週お店ではセールがあったので忙しかった。一年以上ショウケースでじっとしていた瑪瑙のイヤリングが売れた。プラチナ,ブロンドを短いボブにした四十代ぐらいの女の人はかっていった。
ジュエリーが売れる時,いつも不思議な気持ちになる。その人の部屋を想像する。ジュエリーがしまわれる場所を想像する。その人は鏡の前にたって,ジュエリーをつけるところを想像する。
特別な時にだけつけるのだろうか。肌の一部みたいにいつもつけているのだろうか。旅行の時でももって行くのだろうか。
私はジュエリーが好きなのではなく,ジュエリーをつける女の人の生活が好きなのかもしれない。ジュエリーを買う女の人の生活も,ジュエリーを贈られる女の人の生活も。
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