刚学日语没多久的时候,看了个番剧《欢迎加入NHK》,喜欢得不得了。如今断断续续也学了两年,挑战一下原著。
NHKにようこそ!俺は血まみれの右手に包帯を巻きながら、やはりコタツに座っていた。
どうも最近、頭の調子が悪い。一日十六時間もの睡眠を取っているからだろうか? すでに半年以上も他人との接触を断っているからだろうか?
一日中、頭の中がもやもやと霞んでいる。トイレに行くその足取りも、妙におぼつかない。が、そんなことはどうでもいい。
当面の問題は、このどうしようもないひきこもり生活を、いかにして打破するかということだ。
そう。
ただ俺は一刻も早く、この爛れたひきこもり生活から抜け出さねばならないのだ。
人類社会への復帰を!
ドロップアウトからの立ち直りを!
働いて、彼女を作って、人間らしい生活を送るのだ!
このままでは、廃人だ。このままでは、人間失格だ。
いまこそ革命を!
……が、しかし、「今日こそは外に出て、バイト探しに励もう」などという決心は、十分もたたないうちに霧散してしまう。
なぜか? なぜなのか。
それはおそらく、あまりにも長いひきこもり生活によって、俺の精神が根底から腐れ果ててしまっているからなのだろう。
このままではまずい。早いところ、なんとかせねば。
そこで俺は、自らの弱り切った精神を立ち直らせるために、通販で取り寄せた「白いクスリ」を摂取してみることにした。
白いクスリと言っても、なにも覚醒剤などではない。合法の、ちょっとした幻覚剤である。
しかし合法とはいえ、その効果はLSDにも匹敵するとかしないとか。脳内のセロトニンレセプターに直接作用し、この世のものとは思えない強力な幻覚をもたらしてくれるらしい。
そうなのである。
この鬱々とした現状を打破するには、もはやクスリの力にでも頼る他は無い。だからこそ俺は、このクスリの強力幻覚作用によって、自らの弱り切った脳味噌を激しく刺激してやろうと試みているところなのであった。
かの澁澤龍彦は言った。「宗教的な修行によって得られる悟りも、薬物によって得られる悟りも、それらは結局のところ、同じ物である」とかなんとか、そのようなことを言った。
ならば俺は、薬物で悟りを得よう。
悟りを得て、ひきこもりから脱出するのだ。
この弱々しい心をうち砕き、強く逞しい精神力を我が物に!
だから俺はクスリを使うぜ。
コタツの上に、白いクスリを耳掻き一杯ぶん、ちょこんと載せて、それを一気に鼻から吸い込むぜ!
おぼつかない【覚束ない】:しっかりしていない
なんとかせねば:何らかの手段を尽くしてしなければならない
LSD:一种强烈的半人工致幻剂
セロトニンレセプター【Serotonin receptor】:主に中枢神経系にある受容体の一群である
脳味噌:脳髄また脳の俗な言い方
澁澤龍彦:日本の小説家、フランス文学者、評論家
番剧中好像并没有磕药的情节。嗑药后产生家具说话的幻觉,这样确实更完整一点。
废,麻醉自己,更废。真是一种恶性循环。
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