ZMPが提供するDeliRo(デリロ)は、自動運転技術を応用した宅配ロボットだ。荷物を入れるボックスを搭載し、日用品の宅配やクリーニングの集配、移動店舗など物流現場のロボットインフラとして期待されている。複数のカメラやレーザーセンサーを利用して周囲の通行人を検出し、自動で回避したり障害物の手前で安全に停止したりする機能を有する。また、声で存在を知らせたり道を譲ってもらうようにお願いしたりして、自律移動を可能にしている。
2022年2月1~28日の期間、東京都中央区佃・月島・勝どきエリアで、DeliRoを活用したデリバリー事業の実証実験が行われた。国内初の試みとなる「遠隔監視による複数事業者参加型」で、モスバーガーや松屋など27の飲食店が参加した。このようにロボットによる物流インフラは決して遠い未来の話ではないのである。
ウォルト・ディズニー・イマジニアリングのディエゴ・パラスは、Orlando Business Journalの取材に対し、現時点では潜在的な用途を探っているだけで、具体的な導入計画はない、と答えてはいる。しかし実装されれば、小さな子供連れのゲストや、体の不自由なゲストにとって画期的なソリューションになるだろう。
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