単純な言葉遊びですが、作者のメッセージがうかがわれます。悪というものを逆から見ると、すなわち生きるということだ。生きるの裏の意味は悪である。太古のアダム以来、人は生きまれながらに罪を背負っているという原罪の思想、そんなメッセージを妖精の子供に託して伝えているように思われる。なお、作者は『不思議の国のアリス』で知られるルイス・キャロルです。
さて、これをどう翻訳うするか。
すぐに浮かんだのは、漢字一文字を使うという発想でした。ところが生憎、後ろからというか、右側からというか、そんなふうに読める漢字一文字というのが重い当たりません。しかもふつうに読めば悪の意味になって、裏からでもいい、逆に様でもいい、とにかく違う読み方をすれば生きるの意味になるような漢字ですね。ずいぶん探したけれど、見つからない。このときも電車の中のつぶやきと寝言の毎日だったかどうか、もう忘れました。
我不认为,作者写这一段,只是单纯地想玩一玩文字游戏。罪恶(EVIL)倒过来看,就是生存(LIVE),也就是说,作者实际想表达的意思是,生即是罪。在伊甸园的故事里,人生来就是带着原罪的,所以作者假借妖精的口,告诉我们这样的一个道理。写这段文字的作者,是以《爱丽丝梦游仙境》闻名的路易斯·卡罗。
所以,到底要怎么翻译呢?
一开始浮现的想法,就是同样用日语中的一个单字去表达。从后往前读,或者从右往左读,能够读出生、恶两种意思。可是日语中并没有这样的一个单词。或者,正着有罪恶的意思,文字结构里的某一部分,或者是倒过来,只要是任何一种其它的读法,能够将这个字读出生存的意思也可以。但是这样的单字也是没有的。所以在那段时间,我坐电车也好、睡觉的时候也好,每天都在嘴里念叨,感觉我除了这件事,脑子里就没别的东西了。
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