很喜欢的诗

作者: Autumners | 来源:发表于2017-04-30 22:43 被阅读0次

    『生命は』

     吉野 弘

    生命は 

    自分自身で完結できないように 

    つくられているらしい

    花も

    めしべとおしべが揃っているだけでは

    不充分で 

    虫や風が訪れて 

    めしべとおしべを仲立ちする

    生命はすべて

    そのなかに欠如を抱きけ

    それを他者から満たしてもらうのだ

    世界は多分

    他者の総和 

    しかし

    互いに 

    欠如を満たすなどとは

    知りもせず

    知らされもせず

    ばらまかれている者同士

    無関心でいられる間柄

    ときに

    うとましく思えることさも許されている間柄

    そのように

    世界がゆるやかに構成されているのは

    なぜ?

    花が咲いている

    すぐ近くまで

    虻の姿をした他者が

    光りをまとって飛んできている

    私も あるとき

    誰かのための虻だったろう

    あなたも あるとき

    私のための風だったかもしれない

    Life is

    It seems life is constructed in a way

    that no one can fulfill it

    alone

    Just as it's not enough for

    flowers

    to have pistils and stamens

    An insect or a breeze

    must introduce a pistil to a stamen

    Life contains its own absence,

    which only an Other can fulfill

    It seems the world is the summation of Others

    And yet,

    We neither know nor are told

    that we will fulfill each other

    We lead our scattered lives,

    perfectly unaware of each other...

    Or at times,  allowed to find

    the Other's presence

    disagreeable

    Why is it,

    that the world is constructed so loosely?

    A horse fly,

    bathed in light,

    flies in close to a blooming flower

    I, too, might have been someone's horse fly

    Perhaps you, too,had once been my breeze

    生命 可能是

    無法以自身之力成功的完滿

    而被創造出來的

    好比花

    就算將雌蕊與雄蕊聚集

    也不足夠

    仍需昆蟲與微風的造訪

    連繫起雌蕊與雄蕊的關係

    生命本質上

    便懷有重要的匱缺

    並因他者的存在而完滿

    世界 或許是

    所有他者的總合

    然而

    我們彼此

    對於自身這份重要的匱缺

    毫無自覺

    也未曾被告知

    原來 我們是這樣被播散的種子

    總是冷淡的距離

    然而有時

    再難忍卻也能維持住的關係

    就這樣

    世界被巧妙的構築了

    何故?

    花盛開著

    近身一看

    便發現像馬蠅這樣他者的存在

    在光線的纏繞中飛舞著

    曾幾何時 我也是 可能是别人的馬蠅

    或许 你也是 曾是

    吹拂我的风

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