君 の 名 は
你/的/名/字
故事发生的地点是在每千年回归一次的彗星造访过一个月之前，日本飞驒市的乡下小镇糸守町。在这里女高中生三叶每天都过着忧郁的生活，而她烦恼的不光有担任镇长的父亲所举行的选举运动，还有家传神社的古老习俗。在这个小小的城镇，周围都只是些爱瞎操心的老人。为此三叶对于大都市充满了憧憬。
然而某一天，自己做了一个变成男孩子的梦。这里有着陌生的房间、陌生的朋友。而眼前出现的则是东京的街道。三叶虽然感到困惑，但是能够来到朝思暮想的都市生活，让她觉得神清气爽。另一方面在东京生活的男高中生立花泷也做了个奇怪的梦，他在一个从未去过的深山小镇中，变成了女高中生。两人就这样在梦中邂逅了彼此。
05
主播あや
文中的人称代词有重要作用，而中文的第一人称【我】已经反映不出性别，故采取我（♂），我（♀）的方式表现。
毎日朝夕二回、かかさず町中に流される防災無線放送だ。町内のどの家にも必ず受信器があって、運動会に日程だとか雪かき当番の連絡とか、昨日は誰が産まれたとか今日は誰のお葬式だとか、そういう町のイベントを日々律儀にアナウンスしてくれるのだ。
每天早晚两次，风雨无阻在町里播放的防灾无线广播。町内的每家每户都装有收信装置，运动会的日程，扫雪的轮值的联络，昨天谁生了，今天是谁的葬礼了等等町内的事件无一不漏的播放出来。
『来月二十日に行われる、糸守町町長選挙について、町の、選挙管理委員会から------』
【关于下月二十日即将举行的系守町町长选举，町内的选举管理委员会——】
ぶつり。
啪。
鴨居のスピーカーが沈黙する。スピーカー本体には手が届かない故に、お祖母ちゃんがコンセントを抜いたのだ。八十歳を過ぎ、いつも古式ゆかしい着物姿でありつつも無言で怒りを表明するその行動。クールだわと思いつつ私はリモコンを手に取り、連携プレイのごとくテレビの電源を入れる。サヤちんお姉さんの声を引き継いで、NHKお姉さんがにこやかにしゃべり出す。
门楣上的扩音器闭嘴了。因为够不到扩音器，祖母是直接把插头拔了年过八十岁，总是穿着和服，言行举止透漏着古韵的祖母无言的表明怒意的行为。觉得这样很拉风的我（♀）拿过遥控器，像是配合祖母一样打开电视。SAYA酱姐姐的声音，换成了NHK主持人姐姐面露微笑的讲解。
『千二百年に一度という彗星の来訪が、いよいよひと月後に迫っています。彗星は数日間にわたって肉眼でも観測できると見られており、世紀の天体ショーを目前に、JAXAをはじめとした世界中の研究機関は観測のための準備に追われています』
【一千二百年一次的彗星来访，就在一个月之后即将来临。彗星在数日间可被肉眼直接观测，这场世纪天体SHOW前，包括JAXA（日本航空航天局）在内的世界上多所研究机构已经做好观测准备】
画面には『ティアマト彗星、イヶ月後に肉眼でも』の文字と、ぼやけた彗星の映像。なんとなく会話は途切れ、NHKに混じって私たち女三人の食事の音だけが、授業中の密談みたいにひそひそかちゃかちゃと後ろめたげに鳴っている。
画面上【迪亚马特（Tiamat）彗星，一个月后肉眼观测】的字样以及彗星模糊的影像。家常话就这样戛然而止。NHK的播报中只有我们三个女人吃饭的声音，宛如课堂上的悄悄话一样窸窸窣窣，自知理亏的声音在回响。
「.......いいかげん、仲直りしないよ？」
【……可以了吧，现在该和好了吧？】
唐突に、四葉が空気を読まない発言をする。
突然，四叶不合时宜的发言。
「大人の問題！」
【大人的问题没那么简单！】
ぴしゃりと、私は言う。そう、これは大人の問題なのだ。なにが町長選挙よ。ぴーひょろろ、と、なんだか間抜けな声色でどこかしらでトンビが鳴いた。
我（♀）斩钉截铁的说道。没错，这是大人的问题。什么町长选举嘛。咻，不知哪里的老鹰传来破音一样的叫声。
いってきまーす、と声を揃えてお祖母ちゃんに告げて、私と四葉は玄関を出た。
走了哦，齐声向祖母告别后，我（♀）和四叶走出玄关。
盛大に、夏の山鳥が鳴いている。
夏季的山鸟盛大的鸣叫。
本期主播：あや
本期小编：KUMO
责任编辑：日语之声
背景音乐：鎖那 - 彼女は旅に出る
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