【日语共读】佐贺的超级阿嬷(3)

作者: 日语之声 | 来源:发表于2018-12-02 13:08 被阅读9次

 各位听众小伙伴大家晚上好~

今天将由新人主播 kasumi主播 为我们继续带来

佐贺的超级阿嬷(3)

“我”和姨母、母亲之间发生了哪些事呢?

では、はじめましょう!


佐贺的超级阿嬷

    故事讲述了在8岁那年,小主人公德永昭广离开家乡广岛,来到佐贺的乡下老家。这里没有玩具,这里没有朋友,甚至连送他来的妈妈也转身离开,迎接德永昭广的只有低矮破旧的房屋,以及独立抚养了七个儿女的超级阿嬷。刚来阿嬷家的德永昭广无法适应这里的寒酸生活,但随着时光的流逝,德永昭广渐渐体味到了与阿嬷在一起生活所得到的幸福。

——岛田洋七

03

佐贺的超级阿嬷(3)

    

    俺は、あっという間に喜佐子おばちゃんになついてしまった。夜の留守番も、喜佐子おばちゃんがいてくれたら寂しくない。晩ご飯も、喜佐子おばちゃんがいてくれるだけで、ずっと華やいだものとなった。

    我很快就喜欢上了喜佐子姨妈。晚上留在家里时,只要喜佐子姨妈在,我就不觉得寂寞了。连晚饭都因为有喜佐子姨妈的照应,变得丰盛可口了。

 

    おばちゃんが、ずっといてくれたらいいなあとさえ思っていた。だから、しばらくたって、おばちゃんがこう言い出した時は大きく頷いた。

    我甚至想,姨妈要是一直住在这里,该多好啊!因此没过多久,当母亲这样跟我说时,我毫不迟疑地点头答应。

 

  「昭広ちゃん。明日、おばちゃん佐賀に帰るから、おかあちゃんと駅まで見送りに来てね?」

    "昭广,姨妈明天要回佐贺了,和妈妈一起到火车站送姨妈吧。"

 

    翌日、俺とかあちゃんは、広島駅まで喜佐子おばちゃんを送って行った。見送りとは言え、久しぶりのかあちゃんとのお出かけだ。

    第二天,我和母亲一起到广岛火车站送喜佐子姨妈。虽说是去送行,但那也是我们母子俩许久都没有过的出游。

 

    よそゆきの服を着てピカピカの革靴をはき、かあちゃんとおばちゃんに両側から手を引いてもらい、俺は上機嫌だった。

    我盛装打扮,皮鞋擦得锃亮,左右手分别让母亲和姨妈牵着,兴奋得不得了。

 

    シュッ、シュッ。シュッ、シュッ……。

    駅のホームに上がると、まもなく汽車が蒸気を吐きながらやってきた。

  「ただ今、ホームに入りましたのは、長崎行きの特急『つばめ号』です……」

     咻---咻---咻---咻---

     走进月台不久,火车冒着蒸汽进站了。

    "现在进站的是开往长崎的特快列车'燕子'号……"

 

    おばちゃんの乗る汽車だ。

    おばちゃんは汽車に乗り込んだが、デッキから離れず。

  「秀子姉さん、またね」

  「喜佐子ちゃん、お母さんによろしく」

    那是姨妈要坐的火车。

    姨妈虽然上了火车,却仍站在车门踏板上。

    "姐姐,再见了。"

    "喜佐子,代我向妈问好啊!"

 

    などと、名残惜しげにかあちゃんと話している。

    俺も、おばちゃんとの別れが辛くて、

  「喜佐子おばちゃん、またすぐ来てね」

    と言っておばちゃんの顔を見上げた。

  「うん……」

    两个人依依不舍地话别。

    我也觉得和姨妈分开很难过。

    "喜佐子姨妈,要再来啊!"

    说着,我仰头望着姨妈的脸。

    "叮铃铃……"

 

 

    おばちゃんが力なく頷いたのを合図にしたように、発車のベルが鳴った。そして、ドアが閉まる寸前だった。ドン!という音がし、同時に俺はよろけて、身体が前屈みになった。もちろん、いくら昔の話でも発車のベルは「ドン!」などとは鳴らないし、発車のベルが人を突き飛ばすこともない。

    像配合姨妈用力点头的信号一般,开车铃声响起。就在车门即将关上之际---"咚"的一声,我踉跄地向前一扑。当然,就算是很早以前,开车铃声也不会是"咚",更不会把人向前推。

 

    とっさに、おばちゃんに抱きとめられた俺が振り返ると……。なんと俺お背中を押したのは、かあちゃんだった。

  「かあちゃん、なにするの?」

    その時、俺は汽車の中に入ってしまっていた。

    本来还依偎在母亲怀里的我,回头一看……

    推我的竟然是母亲!

    "妈妈,你干吗啊?"

    说话时,我已经人在火车上了。

 

    またまた合図を受けた仲間のように、スーッとドアが閉じ、真っ黒な蒸気をもくもくと吐いて、汽車がゆっくりと走り出した。もちろん、俺を乗せたままである。ドアのガラス越しに、かあちゃんが泣いているのが見える。

  「かあちゃん、背中押したりするから」

    紧接着,车门像接收到信号一般,倏地关上。火车冒着黑黑的蒸汽,缓缓开动了。当然,我还在车上。透过门上的玻璃,可以看到母亲在哭。

    "是妈妈推我的。"

 

    そう言って振り返ると、おばちゃんまでワンワン泣いていた。当時の汽車は新幹線のようにスピードが出ないから、まだホームで泣いているかあちゃんもよく見える。俺は、泣き続けるかあちゃんとおばちゃんを見比べながら笑って言った。

  「大丈夫、おばちゃん。僕、次の駅で降りるから。心配しなくてもいいよ」

    隔着车窗,我看见母亲哭了。当时的火车不像新干线那么快,我可以清楚地看见在月台上哭泣的母亲。转过头,姨妈也在哭。我轮流看着哭个不停的母亲和姨妈,笑着说:

    "不要紧,姨妈,我可以在下一站下车,你不用担心啦!"

本期主播


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主播/kasumi

小编/小小铭

责编/日语之声

栏目/佐贺的超级阿嬷


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