各位听众小伙伴大家晚上好~
今天将由 主播みちこ为我们继续带来
佐贺的超级阿嬷(14)
では、はじめましょう!
佐贺的超级阿嬷
故事讲述了在8岁那年,小主人公德永昭广离开家乡广岛,来到佐贺的乡下老家。这里没有玩具,这里没有朋友,甚至连送他来的妈妈也转身离开,迎接德永昭广的只有低矮破旧的房屋,以及独立抚养了七个儿女的超级阿嬷。刚来阿嬷家的德永昭广无法适应这里的寒酸生活,但随着时光的流逝,德永昭广渐渐体味到了与阿嬷在一起生活所得到的幸福。
——岛田洋七
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佐贺的超级阿嬷(14)
うちは明るい貧乏だからよか。それも、最近貧乏になったのと違うから、心配せんでもよか。自信を持ちなさい。うちは先祖(せんぞ)代々貧乏だから。第一、金持ちは大変と。いいもの食べたり、旅行に行ったり、忙しい。それに、いい服着て歩くから、こける時も気ぃつけてこけないとダメだし。その点、貧乏で最初から汚い服着てたら、雨が降ろうが、地面に座ろうが、こけようが、何してもいい。ああ、貧乏で良かった」
我们家是穷得开朗。而且啊,我们跟由富变穷的人不一样,你不用担心,要有自信。因为我们家的祖先可世世代代都是穷人。做有钱人很辛苦,要吃好东西,要去旅行,忙死了。而且,穿着好衣服走在路上,还要担心摔一跤。光从这一点来看,穷人习惯穿着脏衣服,淋了雨,坐在地上,摔跤也无所谓。啊,贫穷真好!"
「ばあちゃん、お休み」としか言いようのない俺だった。
我只能说:"阿嬷,晚安。"
胸を張って「先祖代々の貧乏」と言うだけあって、ばあちゃんの貧乏暮(ぐ)らしぶりは、筋金(すじがね)入(い)りだった。俺が小学校低学年の頃は、まだまだ戦争の傷跡が深く、みんな貧乏で満足に食事を撮っていない子供も多かった。そこで、学校でも子供の栄養調査というものが定期的に行われていた。「今朝は何を食べましたか」とか「昨夜(ゆうべ)は何を食べましたか」などの質問の答えをノートに書いて提出するのだ。
正因为勇于挺胸抬头说:"我们祖先世世代代都是穷人。"外婆的贫穷生活还真是坚定彻底。我读小学低年级时,战争伤痕犹深,大家都穷,很多孩子都吃不饱饭。于是,学校会定期为学生作营养调查,问些"今天早上吃了什么"、"昨天晚上吃了什么"之类的问题,我们就把答案写在笔记本上交上去。
『朝ご飯は、伊勢エビのみそ汁を食べました』『夕ご飯は、伊勢エビの焼いたのを食べました』数日続けてこう書かれたノートを見た担任の教師が、放課後、難しい顔をして、ボロボロのわが家にやって来た。こんな貧しい家の子が伊勢エビを、しかも二食続けて、毎日食べるなんておかしいと思ったのだろう。
"早饭吃了龙虾大酱汤。""晚饭吃了烤龙虾。"班主任老师看我连续几天都这样写,有一天放学后,他表情狐疑地来到我们那破破烂烂的家---他大概觉得这么穷苦人家的小孩,每天都吃两餐龙虾太奇怪了。
「これが徳永君の答えなんですけど、本当でしょうか」先生は、ばあちゃんにノートを見せて聞いた。憤慨(ふんがい)した俺は騒ぎ立てた。「嘘なんか書いてないよ!なあ、ばあちゃん。朝ご飯も晩ご飯も、毎日伊勢エビ食べてるよなあ」そのとたん、ばあちゃんはアハハハハと笑い出したのである。「先生、すいません。あれは伊勢エビじゃなくてザリガニです。私がこの子に、伊勢エビて言うてたけん……」「そうでしたか」「見た目は、ほとんど一緒ですけん」「……まあね」先生も大笑いして、一件落着。
老师把笔记本拿给外婆看,问道:"这是德永君的答案,是真的吗?"我气乎乎地辩驳说:"我没有说谎,对不对?阿嬷,我们每天早饭、晚饭都是吃龙虾嘛!"外婆立刻哈哈哈大笑。"老师,对不起,那不是龙虾,是螯虾,只是我都跟这孩子说那是龙虾……""这样啊?""看起来差不多嘛!""唉,真是。"老师也哈哈大笑,这件事总算搞清楚了。
本期主播
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主播/みちこ
小编/小小铭
责编/日语之声
栏目/佐贺的超级阿嬷
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