美文网首页日语语言·翻译日语共读
【共读连载】情书(36)

【共读连载】情书(36)

作者: 日语之声 | 来源:发表于2019-02-22 00:49 被阅读1次

    皆さん、こんばんは。

    又到了周三日语共读的时间啦~

    陪伴大家已久的《情书》今天迎来了第36回~

    情   书

        《情书》是日本作家岩井俊二的长篇小说,也是其成名作,首次出版于1995年。小说由一个同名同姓的误会展开,通过两个女子书信的交流,以舒缓的笔调细致的展现了两段可贵的爱情。

    36

    「なによ」

    「え?わからへんか?」

    「……また謎解きゲーム?」

    「なに言うとんのや、博子ちゃんがトロいさかい、俺が考えてやっとるんやないの」

    「あら。あたしがトロイの?」

    「トロいやん。そのトロさがこの事件の鍵やったんやな」

    「どういうこと?」

    「什么嘛?」

    「咦?你还不明白?」

    「……又是推理游戏?」

    「你在说什么啊?博子实在太迟钝了,你不觉得我比较会想吗?」

    「什么,我很迟钝吗?」

    「很迟钝啊!你的迟钝就是这整个事情的关键。」

    「怎么回事?」




    アルバムや」

    「アルバム?」

    「アルバムん中から見つけたんやろ?あの住所」

    「うん」

    「あの子の住所がそこに書いてあったわけやろ?」

    「……」

    「ということはあの子、あいつとおんなじここの卒業生いうことにならへんか?」

    「……」

    「きっと同じ名前やったから、博子ちゃんうっかり書き間違えたんやないの?」

    「是毕业纪念册。」

    「毕业纪念册?」

    「那个地址是从毕业纪念册中找到的吧?」

    「嗯。」

    「就是说,那女孩的地址也写在上面。」

    「……」

     「这么说来,那女孩不就和那家伙一样,都是这里的毕业生吗?」

    「……」

    「一定是因为同名同姓的关系,所以博子不小心抄错了。」




    もし二人が同じ卒業生だとしたら、あのアルバムに彼女の住所も載っていることになる。だとすれば、それを彼の住所だと勘違いした可能性は確かにあった。

    「そうなの?」

    「間違いないて」

    「じゃあ、みんなあたしの勘違いってこと?」

    博子はちょっと気まずかった。

    「そういうことになってしまうな」

    如果两人都是毕业生,她的住址一定也在那本毕业纪念册上。那么,的确会把那个地址误认为他的。

    「是吗?」

    「肯定没错。」

    「这么说,都是因为我的误会吗?」

     博子有点难过。

    「所以才会发生这种事。」




    秋葉はニヤニヤ笑いながら黒板の前に行き、そして小さいな落書き(らくがき)をした。相合傘(あいあいがさ)の落書きだった。傘の下には二つの藤井樹の名前を書いた。

    「でもおんなじ学校におんなじ名前のやつがおったわけかいな」

    「それも男と女で」

    「珍しい話やけど、ありえんことやないよな」

    「そうねぇ」

    「ひょっとしてその子、藤井の初恋の子やったりしてな」

    「え?」

    「一瞬博子は何かを思い出しかけた。博子は記憶をたどろうとしたが、邪魔者の登場でそれどころではなくなった。」

    「なんだい?君たち」

    秋叶笑嘻嘻地走到黑板前,随手画了一个小图。他画的是一把情人伞,伞下写了两个藤井树的名字。

    「不过,同一个学校里会有两个同名同姓的人吗?」

    「而且还是一男一女。」

    「虽然很罕见,也不是没有可能。」

    「是啊!」

    「说不定那女孩是藤井树的初恋情人。」

    「什么?」

    剎那间,博子想起了什么。他搜寻着记忆,却突然被打断了。

    「你们在这里做什么?」


    注:本节目仅用于分享和学习交流,不得转用商用,内容版权归原作者所有。若有侵权,请在作品下方留言,我们会尽快删除。

    主播/点点奀

    编辑/ミアオ

    责任编辑/日语之声

    相关文章

      网友评论

        本文标题:【共读连载】情书(36)

        本文链接:https://www.haomeiwen.com/subject/dfajyqtx.html