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【日语共读】窗边的小豆豆(39)

【日语共读】窗边的小豆豆(39)

作者: 日语之声 | 来源:发表于2019-05-04 23:01 被阅读2次

    日语共读

    窗边的小豆豆

    黑柳彻子

    一份童真和不带世俗的纯净

    欢喜

    悲伤


    皆さん、こんばんは。今天继续由主播kuri为大家分享黑柳彻子的作品《窗边的小豆豆》。希望你会喜欢~


    -窗边的小豆豆-

    《窗边的小豆豆》是日本作家、主持人黑柳彻子创作的儿童文学作品,首次出版于1981年。

    这本书讲述了作者上小学时的一段真实的故事:小豆豆(作者)因淘气被原学校退学后,来到巴学园。在小林校长的爱护和引导下,一般人眼里“怪怪”的小豆豆逐渐变成了一个大家都能接受的孩子。巴学园里亲切、随和的教学方式使这里的孩子们度过了人生最美好的时光。

    《窗边的小豆豆》(39)

    トットちゃんには、まだ世界情勢がわからなかったけど、この頃、すでに、ヒットラーは、ユダヤ人の弾圧を始めていたのだった。もし、こういうことがなかったら、ローゼンシュトックは、日本に来るはずもない人だったし、また、山田耕作が作った、このオーケストラも、こんなに急速に、世界的指揮者によって、成長することもなかったのかも知れない。

    とにかく、ローゼンシュトックは、ヨーロッパの一流オーケストラと同じ水準の演奏を要求した。だから、ローゼンシュトックは、いつも練習の終わりには、涙を流して泣くのだった。

    「私が、これだけ一生懸命やってるのに、君達、オーケストラは、それに、こたえてくれない」

    小豆豆还不能理解国际上的局势变化,实际上,那时候希特勒已经开始迫害犹太人。如果没有这一系列的变化,罗彻斯托克先生不可能到日本来,那么,山田耕作先生所创立的这个乐团,也就不可能在这位世界级指挥家指导之下,迅速地发展起来了。罗彻斯托克先生以欧洲第一流乐团的演奏水平来要求日本交响乐团,正因为如此,罗彻斯托克先生经常在排练结束的时候,流着眼泪说:

    “我这么努力,但是,你们乐团,却不肯合作!”

     

    すると、ローゼンシュトックが、練習で休んだりしたときに、代理で指揮をする、チェロのトップの斉藤秀雄さんが、一番ドイツ語が上手だったので、

    「みんなは、一生懸命やっているのだけど、技術が、おいつかないのです。絶対に、さざとではないのです」

    と代表して、気持ちを伝え、慰めるのだった。

    こういうときさつは、トットちゃんは知らなかったけど、時々、ローゼンシュトックさんが、顔を真っ赤にして、頭から湯気が出るみたいになって、外国語で、どなっているのをみることがあった。そういう時、トットちゃんは、ほおづえをついて、いつも、のぞいている自分用の窓から頭を引っ込め、ロッキーと一緒に地面にしゃがんで息を潜め、また音楽の始まるのを待つのだった。

    每当这个时候,大提琴家斋藤秀雄就会代表大家向他解释。斋藤先生是罗彻斯托克先生休息时候的代理指挥,他的德语也是最好的:

    “大家都在拼命努力,希望能够演奏好,但是我们的技术还不行,绝对不是故意不肯配合。”

    斋藤先生就这样来传达大家的心情,安慰罗彻斯托克先生。小豆豆虽然不知道其中的原委,但她有时候会看到罗彻斯托克先生发怒。先生的脸涨得通红,头上仿佛要冒出蒸汽来,用外国话大声喊着什么。本来小豆豆都是用手托着腮,从一个固定窗口往里面看,一遇到罗彻斯托克先生发怒,她就赶紧把头从窗口缩回去,和洛基一起蹲到地上,屏住呼吸,静悄悄地等待音乐重新响起。

     

    でも、普段のローゼンシュトックさんは、やさしく、日本語は、面白かった。みんなの演奏がうまくいくと、「クロヤナキサン!トテモ、イイデス」とか「スバラシイデス!」とかいった。

    トットちゃんは、一度も練習所の中に入ったことはなかった。いつも、そーっと、窓からのぞきながら、音楽を聴くのが好きだった。だから休憩になって、みんなが煙草を吸いに、外に出たとき、

    「あっ!トット助、来てたのか?」

    って、パパが気がつくことって、よくあた。

    不过,罗彻斯托克先生平日里总是非常和气, 日本话也说得有趣极了。当大家演奏得很好的时候,他会说:

    “黑柳先生,非常棒!”

    或者是:

    “精彩,极了!”

    小豆豆从来没有进过排练场。她喜欢从窗口往里面张望,一边听着音乐。所以,当休息的时候,大家到外面抽烟,爸爸经常会发现:

    “啊,是豆豆助!你也来啦?”

     

    ローゼンシュトックさんは、トットちゃんを見つけると、「オハヨーゴザイマス」とか、「コニチワ」といって、もう大きくなったのに、少し前の小さかったときみたいに抱き上げて、ほっぺたをくっつけたりした。ちょっと恥ずかしかったけど、トットちゃんは、細い銀のふちの眼鏡をかけて、鼻が高く、背の低いローゼンシュトックさんが好きだった。芸術家とすぐわから、立派な美しい顔だった。

    洗足池のほうから吹いてくる風は、練習所の音楽をのせて、とても遠いところまで運んでいった。時々、その中に金魚~~~ええ~~~金魚!という金魚屋さんの声が、まざることもあった。とにかく、トットちゃんは、少し西洋館風で、かたむいている、この練習所が気に入っていた。

    罗彻斯托克先生看到小豆豆的时候,会对她说:

    “早上好。”

    或者是:

    “你好。”

    虽然小豆豆已经长大了些,但罗彻斯托克先生还是像她小时候那样,把小豆豆抱起来,和她贴一贴脸。小豆豆有点儿害羞,但是非常喜欢罗彻斯托克先生。先生戴着细细的银边眼镜,鼻梁高高的,个子矮矮的。他优雅俊美,一看就知道是一位了不起的艺术家。

    从洗足池方向吹过来的风,把排练场的音乐送到很远的地方。不时地,里面还夹杂着卖金鱼人“金鱼、金鱼”的叫卖声。总之,小豆豆非常喜欢这座有西洋风格的排练场。


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    今日主播

    kuri

    主播:kuri

    小编:tsuki酱

    责编:日语之声

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