美文网首页日语语言·翻译日语共读
【共读连载】情书(34)

【共读连载】情书(34)

作者: 日语之声 | 来源:发表于2019-02-08 22:01 被阅读1次

    皆さん、こんばんは。

    又到了周三日语共读的时间啦~

    陪伴大家已久的《情书》今天迎来了第34回~


    情   书

        《情书》是日本作家岩井俊二的长篇小说,也是其成名作,首次出版于1995年。小说由一个同名同姓的误会展开,通过两个女子书信的交流,以舒缓的笔调细致的展现了两段可贵的爱情。

    34

    「どうしてかな。……物騒(ぶっそう)な話だし」

    「物騒な話か。……そうかもな」

    後ろからクラクションを鳴らされて二人はドキリとした。振り返るとタクシーが止まっていた。見た顔の運転手が顔を覗かせていた。行きに乗せてもらったタクシーだった。

    「おっ、こりゃラッキーやで」

    二人はタクシーに乗った。運転手もその偶然がうれしい様子で。

    「我也不知道为什么……解释很麻烦吧!」

    「解释很麻烦吗……或许吧。」

    身后突然传来汽车喇叭声,两人吓了一跳。回头一看,一辆出租车停在那里。有点眼熟的司机从车窗探出头来,原来是载他们过来的那辆出租车。

    「哇,真是幸运!」

    两人上了车。司机也对这巧合觉得很开心。



    「そこの上がり坂でお客さんたちが手ェ挙げてたでしょ?今客降ろしてあわててUターンして来たのよ」

    「そうですか。そりゃ嬉しいわ」

    「どちらまで」

    「え?あ、どうしようかな」

    博子はふとミラーごしの運転手の視線に気づいた。

    「?」

    博子が見返してるのに気づいた運転手は照れながら言った。

    「あ、なんかお客さん今さっき乗っけてた子によく似てるなぁ」

    「え?俺?」

    秋葉がとぼけで言った。

     

    「你们刚刚在那个上坡拦车吧?所以客人下车后,我赶紧掉头过来。」

    「是吗?真高兴啊!」

    「请问要去哪里?」

    「什么?噢!去哪儿呢?」

     博子突然注意到后照镜里司机的眼神。

    「嗯?」

     注意到博子正在看着自己,司机不好意思地说:

    「啊,你和刚才乘车的那位客人长得好像啊!」

    「什么?我?」

     秋叶故意装傻地问。



    「違いますよ、隣のお嬢さん」

    「彼女?」

    「いや、よく似てるわ。ご姉妹なんかじゃないですか?」

    博子は手を横に振った。

    「いえまさか。小樽初めてですから」

    「あ、そうっすか。じゃあ他人の空似(そらに)か?」

    そう言いながら運転手はミラーごしに博子を何度も見返した。博子は窮して苦笑した。

    そして窓の外に視線を移した博子は、不意に高い声を上げた。

     

    「不是,是身边的那位小姐。」

    「她?」

    「真的很像,是不是姊妹啊?」

     博子摇了摇手。

    「怎么可能,我是第一次来小樽。」

    「啊,是吗?那就是刚好长得像吧!」

     司机边说着,又透过后照镜看了博子好几眼。博子窘迫地苦笑,然后把视线转到窗外。突然,她大喊一声。




    「あ、ちょっと止めてください。」

    タクシーはある学校の前で止まった。

    「どうしたの?」

    「この中学校……」

    二人はそこでタクシーを降りた。

    校門には小樽市色内(いろない)中学校と書かれていた。彼のアルバムで見た中学校がそこにあった

    グラウンドには誰もいなかった。

    「啊!请停一下。」

    于是出租车停在了一所学校门口。

    「怎么了?」

    「这所学校……」

     两个人在那里下了车。

     校门上写着「小樽市立色内中学」,在他的毕业纪念册上看到的中学就是这里。

     操场上一个人也没有。



    注:本节目仅用于分享和学习交流,不得转用商用,内容版权归原作者所有。若有侵权,请在作品下方留言,我们会尽快删除。

    主播/点点奀

    编辑/ミアオ

    责任编辑/日语之声

    相关文章

      网友评论

        本文标题:【共读连载】情书(34)

        本文链接:https://www.haomeiwen.com/subject/sjcnsqtx.html