皆さん、こんばんは。
又到了周三日语共读的时间啦~
陪伴大家已久的《情书》今天迎来了第27回~
情 书
《情书》是日本作家岩井俊二的长篇小说,也是其成名作,首次出版于1995年。小说由一个同名同姓的误会展开,通过两个女子书信的交流,以舒缓的笔调细致的展现了两段可贵的爱情。
27
「死んだの」
「まさか、肺炎ぐらい死にはしないさ。一ヶ月ぐらい入院してたかな」
「うちのパパそれで死んだじゃん」
「アレ?お兄さん?そうだっけ?
“死了吗?”
“怎么可能!肺炎死不了人。住了差不多一个月的医院。”
“我爸爸就是得肺炎死的。”
“是吗?大哥他是肺炎吗?”
ママは冷ややかな視線を彼に投げかけた。
「忘れちゃったの?あなた」
「まさか、忘れてませんって」
「あなたに仮に自分の女房の兄貴よ」
「忘れてませんって」
「どうせ死んだ人のことなんて、みんな忘れちゃうのよね」
「姉さん。。。」
妈妈冷冰冰的视线投向他:“你已经忘了?”
“怎么会?我可没忘。”
“你这个人,怎么说他也是你老婆的大哥啊!”
“我说我没忘。”
“反正大家都不记死人的事。”
“嫂子......”
追い詰められた阿部粕さんが妙におかしくてあたしは思わず噴出した。。。ところがその直前にママがもう一言付け加えたせいで、妙なところでわ笑いを差し挟む結果になってしまった。
「親を風で無くしてるのに全然懲りない娘もいるしね」
「プフッ」
阿部柏被穷追烂打,窘迫不已。我不由得笑了出来。不过,妈妈紧跟着又补充了一句,把我的笑憋了回去:
“父亲患感冒而死,女儿还一点都不吸取教训。”
“扑哧......”
ママが振り返って、
「何がおかしいの」
「説明するレベルでもないからあたしは黙ってやり過ごした。
「ホッホッホッホ」
引きつったマントヒヒがその間を埋めた
マンション見学のはずが、最初についてのは市街地にある赤十字病院だった。早い話がママにハメられたのである。
「見抜けないあなたがヌケてるのよ」
妈妈回头:“有什么不对吗?”
没必要解释,于是我默不作声,不想再惹她了。
“哈哈哈!”
接下来,车内狭小的空间被“狒狒”的笑声淹没了。
本来是去看房子的,车却先开到了市中心的红十字医院——妈妈他们事先计划好了。
憎たらしい捨て台詞を残してママは阿部粕さんとマンションツアーへと向かった。
病院なんて一体何年ぶりだろうか。それはちょっと定かではないが、この赤十字病院に足を踏み入れたのは、中学三年以来のことだった。
妈妈丢下这句讨人厌的话,就和阿部粕姑丈看房子去了。
我到底多少年没来过医院了?虽然不太确定,不过,国中三年级以后,我就没踏进过这个红十字医院。
忘れるはずがない。パパが息を引き取ったのが、この病院なのだ。それを思うとママにひょいと置き去りにされたものの今ここにこうしていることは、あたしにすれば決して容易な事態ではないのである。自他共に認める病院嫌いのトラウマの舞台がまさにこの場所なのだ。ところがママがそういう感性が一切欠落していて、蓄膿(ちくのう)の治療ぐらいのことでも平気でここを利用していた。そのくせでドラマで人が病死するようなシーンが出てくるだけで、もう涙腺が緩んでテレビを消してしまうようなところもあった。そういう感性はあたしにはなかった。
我怎么可能忘记!爸爸就是在这家医院咽下最后一口气的。一想到这件事,就能理解妈妈突然把我丢在这里,且要我待在这个地方,并不是件容易的事。而且对于大家公认讨厌医院的我来说,这里正是会造成我心灵受创的地方。然而,妈妈却完全缺乏这种感性,连治疗鼻塞这种小毛病,她也能毫不在乎地来这里看医生。相反地,有时不过因为连续剧出现有人病逝的场面,她就热泪盈眶地不敢看,便把电视关了。而我就没有那种感性。
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主播/超酱
编辑/ミアオ
责任编辑/日语之声
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