各位听众小伙伴大家晚上好~
今天将由主播 四四为我们继续带来
佐贺的超级阿嬷(19)
では、はじめましょう!
佐贺的超级阿嬷
故事讲述了在8岁那年,小主人公德永昭广离开家乡广岛,来到佐贺的乡下老家。这里没有玩具,这里没有朋友,甚至连送他来的妈妈也转身离开,迎接德永昭广的只有低矮破旧的房屋,以及独立抚养了七个儿女的超级阿嬷。刚来阿嬷家的德永昭广无法适应这里的寒酸生活,但随着时光的流逝,德永昭广渐渐体味到了与阿嬷在一起生活所得到的幸福。
——岛田洋七
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佐贺的超级阿嬷(19)
そんな子を見ると、ドキッとした。いよいよ俺の番がやってきた。
「位置について、よーい……パン!」
俺は、駆け出した。毎日ひとりで走っていた運動場を、思い切りよく、風を切って走る。空は真っ青で、周囲からは応援に来た父兄たちの歓声が上がっている。無我夢中で走り抜け、気がついた時には、テープを切って一着でゴールしていた。
「かあちゃん、俺、一着やったよ」
今日は見に来られなかったけど、手紙に書けば、かあちゃんは喜んでくれるだろう。その時は、もう、それだけでいいと思っていた。しかし、そんな爽やかな気分は長続きしなかった。
「楽しいお昼休みになりました。みなさん、お父さん、お母さんと一緒にお弁当を食べましょう」
教頭先生のアナウンスが流れ、みんな、応援に来ている家族と一緒に弁当を食べるため校庭へと散って行ったのだ。
「よう頑張ったね」
「怪我せんかったか」
「あんたの好きなウインナー、もってきたよ」
我看得有些心惊。终于轮到我了。"各就位---预备---""砰!"我奋力向前冲。我竭尽全力大步向前,跑在每天独自奔跑的运动场上。天空湛蓝,周围响起家长为子女加油的欢呼声。我忘情地向前奔跑,回过神时,已经一马当先冲破终点线。"妈,我跑第一嘞!"母亲虽然没来,但是我写信告诉她的话,她一定会很高兴。那个时候,我希望一直维持那种感觉。可惜,那种爽快的心情没有持续多久。"现在是快乐的午休时间,大家可以和爸爸妈妈一起享受便当喽!"教务主任的声音从喇叭里传出来,同学们三三两两分散到校园各处,和来助威的家人一起吃便当。"你表现得很好。""受伤没有?""我带了你喜欢吃的香肠。"
褒められたり、心配されたり、愛情いっぱいの言葉が飛び交う中で、俺はひとり一等のリボンを胸につけて歩くことになった。走っていて俺へ声援がないことより、その時の方が辛かった。
「徳永君って、足、速いねー。一緒にお弁当食べよう」
近所の顔見知りのおばさんが誘ってくれたが、
「うんん、いい。かあちゃんがあっちで待ってるから」
誰にでも分かる嘘をついて、俺は走ってひとり教室へ戻った。ばあちゃんも、運動会にはこない。いや、運動会だけでなく参観日にもだ。
在周围夸奖的、担心的、充满爱意的嘈杂声中,我胸前别着冠军的彩带,独自走着。这时候,比我赛跑时没人给我呐喊加油更难过。"德永君,你跑得真好快啊!一起吃便当吧。"认识的邻居阿姨邀我。"不用,我妈在那边等我。"我撒了任何人都清楚的谎,独自跑进教室里。外婆也没来运动会。不只是运动会,其他的教学参观日她也没来过。
転校してきたあの日、「年とってる」と言われたことが、ずっとこころに引っかかっているらしい。ばあちゃんが来たら、俺が恥ずかしい思いをすると考えている様子だった。教室に着いた俺は、一人自分の席に座った。校庭からは、わいわいと蜂の羽音のような喧噪が聞こえてくる。ほとんど涙ぐみそうになりながら、質素な弁当を広げようとしていた時、ガラリと教室の戸が開いた。
「おう、徳永。ここにいたか」
担任の先生だった。
「なんですか?」
俺は、あわてて目をこすった。
「あのな、弁当取り替えてくれんか?」
「え?」
「先生、なんかさっきから腹が痛くてな、お前の弁当に梅干とショウガが入ってるって?」
「はい」
似乎是转学来那天被形容"好老"的事一直挂在她心上,她好像觉得来了会让我感到丢脸。我跑进教室,坐在自己的位子上。校园那边传来蜜蜂翅膀震动般的嗡嗡嘈杂声音。我含着泪水,正要打开素食的便当时,教室的门突然打开。"喂,德永,你在这里啊!"是我的班主任老师。"老师有事吗?"我赶忙擦擦眼睛。"哦,我们交换便当好吗?""嗯?""老师刚才不知怎么的,肚子一直痛,你的便当有梅干和甜姜吧?""对。"
本期主播
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主播/四四
小编/小小铭
责编/日语之声
栏目/佐贺的超级阿嬷
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