各位听众小伙伴大家晚上好~
今天将由主播 みちこ为我们继续带来
佐贺的超级阿嬷(20)
では、はじめましょう!
佐贺的超级阿嬷
故事讲述了在8岁那年,小主人公德永昭广离开家乡广岛,来到佐贺的乡下老家。这里没有玩具,这里没有朋友,甚至连送他来的妈妈也转身离开,迎接德永昭广的只有低矮破旧的房屋,以及独立抚养了七个儿女的超级阿嬷。刚来阿嬷家的德永昭广无法适应这里的寒酸生活,但随着时光的流逝,德永昭广渐渐体味到了与阿嬷在一起生活所得到的幸福。
——岛田洋七
20
佐贺的超级阿嬷(20)
「ああ、助かった。お腹にいいから、換えてくれ」
「いいですよ」
俺は先生と弁当を交換した。
「ありがとう」
先生は、俺の弁当を持って教室を出ていった。
「腹痛か。大変やなあ」
そんなことを思いながら、先生の弁当箱(べんとうばこ)を開けた俺は、思わず歓声を上げた。卵焼きにウインナー、エビフライと、先生の弁当には、それまで俺が見たこともないような豪華な料理が詰め込まれていたのである。俺は夢中で食った。世の中に、こんなおいしいものがあったのかというくらい、おいしかった。先生の腹痛のおかげで、しぼんでいた心もちょっとふくらみ、俺は午後のリレーでも大活躍することができたのだった。
"太好了,这些对肚子很好,我跟你换。"
"好啊。"
我和老师交换了便当。
"谢谢你。"
老师拿了我的便当走出教室。
"肚子痛吗?真糟糕!"
在这么想的同时,我打开老师的便当,不觉欢呼起来:炒蛋、香肠、炸虾……老师的便当里塞满了我从没见过的豪华饭菜。我忘情地吃着。世界上竟然有这么好吃的东西!太好吃了。拜老师肚子痛之赐,我萎缩的心再度充盈饱满,在下午的接力赛中又大大活跃了一番。
そして一年が経った。三年生になった俺は、やっぱり運動会のヒーローだったが、かあちゃんは仕事で来られなかった。そしてお昼休みになった。弁当を食べようとしていると、またガラリと教室の戸が開き、先生がやって来た。
「おう、徳永。今年も、ここでひとりで食べてたのか」
「はい」
「先生、お腹が痛くなってな。お前の弁当は梅干しとショウガが入ってるって?弁当、換えてくれるか」
「いいですよ」
もちろん、俺は喜んで交換し、また先生の豪華な弁当を食べた。さらに次の年。四年生になった俺の担任は、女の先生に代わった。運動会では、また大活躍したが、かあちゃんは来られない。そして、昼休み。教室のドアが開いた。
「徳永君。ここにいたの?先生、お腹が痛くなっちゃって。お弁当換えてくれる?」
なんと、新しい担任の先生まで腹痛だと言うのだ。この学校の先生は、一年に一回、運動会の日にお腹が痛くなるのだろうかと真面目に思った。
又过了一年。三年级的我,还是运动会中的英雄,但母亲依然因为工作忙,还是不能来。又是午休时间。我正要吃便当时,教室的门又突然打开,老师走了进来。
"喂,德永,你今年又是一个人在这里吃啊?"
"是。"
"老师肚子痛,你的便当有梅干和甜姜吧?我们换便当好吗?"
"好啊。"
我当然很高兴地交换,又享用了老师的豪华便当。又隔了一年,我四年级的班主任老师是女的。我在运动会上还是大放异彩,但母亲还是没来。又是午休。教室的门打开。
"德永君,你在这里啊,老师肚子痛,和你换便当好吗?"
怎么,连新的班主任老师也肚子痛?我很认真地在想,这个学校的老师在每年一次的运动会时都会肚子痛吗?
それから小学校を卒業するまで、俺はずっと運動会のヒーローで、かあちゃんは一度も運動会に来てくれなかった。そして毎年、毎年、俺の担任は運動会になると腹痛をおこした。
直到小学毕业,我都是运动会中的英雄,但母亲一次也没来。而每一年,我的班主任老师到运动会时都会肚子痛。
本期主播
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主播/みちこ
小编/小小铭
责编/日语之声
栏目/佐贺的超级阿嬷
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