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【日语共读】佐贺的超级阿嬷(22)

【日语共读】佐贺的超级阿嬷(22)

作者: 日语之声 | 来源:发表于2019-04-14 15:08 被阅读15次

     各位听众小伙伴大家晚上好~

    今天将由主播 四四为我们继续带来

    佐贺的超级阿嬷(22

    では、はじめましょう!

    佐贺的超级阿嬷

        故事讲述了在8岁那年,小主人公德永昭广离开家乡广岛,来到佐贺的乡下老家。这里没有玩具,这里没有朋友,甚至连送他来的妈妈也转身离开,迎接德永昭广的只有低矮破旧的房屋,以及独立抚养了七个儿女的超级阿嬷。刚来阿嬷家的德永昭广无法适应这里的寒酸生活,但随着时光的流逝,德永昭广渐渐体味到了与阿嬷在一起生活所得到的幸福。

    ——岛田洋七

    22

    佐贺的超级阿嬷(22

      「夢や」

        と言われてしまった。布団の中だったので、一瞬夢かと思ったけど……空腹と寒さで涙がこぼれた。

        ばあちゃんはいつも明るい人だったし、毎日、毎日、そんな日が続いたわけではないけど、それでも寒い冬というのは、何となく気分が沈むものだ。ところが、ある日のこと。いつもにも増して寒い夜だというのに、ばあちゃんがなんだかウキウキしている。

      「何かあったん?」と聞くと、

      「今日から、湯たんぽがあるからあったかいぞ」

        と楕円形で銀色をした古びた湯たんぽに、嬉しそうにやかんの湯を注いでいる。拾ってきたのか、どこかから引っ張り出してきたのか知らないが、

      「そんなものくらいで、あったかくなんかなるのか?」

        と、俺は半信半疑だった。

        ところが、これが毛布にくるんで足下に置くと、すごくあったかい。そしてあたたかな布団の中は天国のようで、ぐっすりと眠れる。

        その夜から、俺もすっかり湯たんぽ崇拝者となり、夜になってばあちゃんが湯たんぽに熱湯を注いでくれるのが楽しみになった。

        "你在做梦!"

        因为在被窝里,我有一瞬间真的以为是在做梦……但终究因为又冷又饿,我落下泪来。

        外婆总是很开朗,但在寒冬时节,心情偶尔也会毫无缘由地消沉。那天是比平日更冷的一个寒夜,外婆却喜滋滋的。

        "有什么好事么?"

        "今天有这个热水袋,很暖和呢!"

        她兴奋地把热水灌进那椭圆形的银色旧热水袋里。不知是捡来的还是从哪里要来的,我半信半疑地想,有那个东西就真能变暖和吗?可是用毛毯包着它放在腿下之后,真的感觉好暖和。这温暖的被窝就像天堂一般,让我沉沉睡去。

        从那天晚上开始,我成了热水袋的忠实信徒。一到晚上,我就期待着外婆把热水灌进热水袋后拿给我。

        そんなある夜、となりのおばさんが家を訪れた。

    例によって、まだ八時くらいなのにさっさと布団にくるまっていた、ばあちゃんと俺。もちろん、足下にはぬくぬくの湯たんぽが置かれている。

        それでも、ばあちゃんは嫌な顔一つせず、愛想よくおばさんを家に招き入れた。そして、

      「これ、もらい物だけど」

        と高菜の漬物を差し出すおばさんを、

      「まあ、お茶でも飲んでいってください」

        と引き留めた。

      「あらあ、遅くにすみませんねえ」

        などといいながらも、いそいそと部屋にあがるおばさん。が、その次が問題だった。

        ばあちゃんは、

      「ちょうど良かったわー」

        と言いながら、布団の中から取り出した湯たんぽの栓を開けた、急須に湯を注いだのである!

    当然、おばさんはすすめられたお茶になかなか手が伸びない。

        でも、ばあちゃんは、

      「遠慮せんと飲んでください。さっきまで足が載ってたけど、中身のお湯は関係ないですから」

        と、あっけらかんと笑うのだった。

        この時ばかりは、となりのおばさんに味方したい気持ちになった俺だったが、それから数日後、人に同情している場合しゃない立場に追いやられたのだった。

    楽しみにしていた秋の遠足の朝。

         一天晚上,隔壁的大婶来我们家。才八点左右,我和外婆已早早钻进被窝,当然,腿下垫着暖乎乎的热水袋。外婆并没有觉得被打扰,很客气地招呼大婶进来。

    大婶给我们送来腌芥菜,嘴里说:"是别人送的……"

    外婆立刻留住她:"喝杯茶再走嘛。"大婶一边说:"啊呀,太晚了,不好意思。"一边快步进屋。接下来问题来了。只听到外婆说:"啊,刚好。"从被窝里拿出热水袋,扭开盖栓,把袋里的热水灌进茶壶里。大婶怎么也不肯伸手拿起外婆一直劝她喝的那杯茶。外婆还咯咯笑着说:"别客气,喝吧!刚才虽然拿来暖脚,但跟里面的热水没关系的。"

        只有这时,我的立场站到了隔壁大婶那边。但是几天后,我也成了被人同情而不是同情别人的人了。那便是期待已久的秋游的那天早上。


    本期主播


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    主播/四四

    小编/小小铭

    责编/日语之声

    栏目/佐贺的超级阿嬷

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