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【日语共读】《小王子》 07-僕(4)

【日语共读】《小王子》 07-僕(4)

作者: 日语之声 | 来源:发表于2019-02-07 23:07 被阅读2次

        

                                                                                  

    皆さん、こんばは。

    这里是日语之声。

    今晚我们继续为您带来《小王子》共读。本期共读由主播ねいねいさん带来,希望大家有个美好的夜晚。

    【前情回顾】07-僕(3)

    「僕」は王子さまが金色のヘビと会話をしているところも見てしまった。「僕」は、王子さまと別れるのが怖くなり、王子さまを守ろうとした。そこで、王子さまは「僕」にある贈り物をすることを約束した。それは、今まで出会ってきたどんな大人が持っているものとも違う、星空だった。あの星々のどれか一つで王子さまが笑っていると王子さまが伝えた。

    “我”看到了小王子和一条金色的蛇交谈。“我”开始害怕和小王子分开,想要保护小王子。所以,小王子和“我”约定要送一个礼物给“我”。那个礼物和目前为止遇到过的大人所拥有的东西都不同,是星空。小王子说他会在其中一颗星星上笑着。


    07-僕(4)

    「今夜は、お願い。来ないでね。」

    “今晚,拜托你,不要来了。”

    「僕は君から離れない。」

    “我是不会离开你的。”

    「苦しそうに見えるよ。とっと死んじゃうみたいに見えるかも。そういうものなんだ。見に来ないで。見に来ることないよ。」

    “我会看上去很痛苦的。也许看上去就像要死了似的。就是那样子。不要来看了。不用来看的。”

    「僕は君から離れない。」

     “我是不会离开你的。”

    「でも、蛇のこともあるし。君が噛かまれちゃいけない。蛇って意地悪いじわるだから。面白半分に噛むかもしれないよ。」

    “但是,有蛇啊。不能让它咬你。因为蛇喜欢刁难人呀。可能只是觉得有趣就咬你哦。”

    「僕は君から離れない。」

     “我是不会离开你的。”

    その時、王子さまは何かを思い出して、安心した様子になった。

    那个时候,小王子似乎想起了什么,露出一副安心的样子。

    「そっか。蛇が二度目に噛む時は、毒がないんだっけ?」

    “对了。蛇咬第二口的时候,是没有毒的吧?”

    その夜、僕は王子さまがいなくなったことに気づかなかった。音を立てずに出ていったのだ。ようやく追いついた時も、心を決めたように、しっかりと足早あしばやに歩いていた。僕を見ても、こう言っただけだ。

    那天夜里,我没有注意到小王子消失了。他没有出声就离开了。我好不容易追上他时,他也像是下定了决心似的,坚定地快步走着。即使看到我,也只是说:

    「ああ、来たんだ。」

    “啊,你来了。”

    そして、王子さまは僕の手を握にぎった。王子さまはまだ心配していた。

    然后,小王子握住了我的手。小王子还在担心着。

    「ダメだよ。辛い思いをするよ。僕、死んだみたいに見えるかもしれないけど、本当じゃないんだよ。」

    “不行。会给你留下痛苦的回忆的。也许我看上去像是死了一样,但那并不是真的。”

    僕は黙っていた。

    我沉默着。

    「分かって。遠すぎて、この体は持っていけないんだ。重すぎるから。」

    “你要明白啊。我的星球太远,我不能带着这副身体去。因为它太重了。”

    僕は黙っていた。

    我沉默着。

    「古い抜ぬけ殻がらみたいなもんだよ。抜け殻なんて、悲しくもないでしょう?」

    “就像是蜕皮一样啊。蜕下的躯壳,没有什么可悲的不是吗?”

    僕は黙っていた。

    我沉默着。

    王子さまはちょっと気落きおちしたけど、気を取り直して頑張った。

    小王子有点气馁,但还是努力地振作起来。

    「分かってよ。素敵なことなんだよ。僕も星空を見る。すると全ての星が錆さびた滑車のある井戸になる。全ての星が僕に水を飲ませてくれるんだ。」

    “你要明白。这很好啊。我也会看星空。然后所有的星星都会变成有着生锈滑轮的水井。所有的星星都会给我水喝哦。”

    僕は黙っていた。

    我沉默着。

    「きっと楽しいよ。君は五億の鈴を持って、僕は五億の泉を…」

    “一定会很有趣的。你有5亿只铃铛,我有5亿口泉水……”

    そして、王子さまも黙った。王子さまは泣いていた。

    然后,小王子也沉默了。小王子哭了。

    「ここだ。この先は、一人で行かせて。」

    “就是这儿了。之后的路,让我一个人走吧。”

    しかし、王子さまは座り込んだ。怖かったのだ。そして言った。

    可是,小王子却坐下了。他害怕了。然后说道:

    「ねえ、僕の花、僕は責任があるんだ。あの花はとっても弱いから。それに、とっても世間せけん知らずだから。世界から身を守るのに、役立たずの四本の刺とげしか持っていないし。」

    “哎,我的花,我对她有责任。因为那朵花非常的柔弱。而且不谙世故。为了在世上保护自己,只有四根没用的刺。”

    僕も座り込んだ。それ以上立っていられなかったのだ。

    我也坐下了。因为再也站不住了。

    「さあ、もう、いいね。」

    “哎,已经,好了吧。”

    王子さまは、少しだけ躊躇ためらってから立ち上がった。一歩踏み出した。しかし、僕は動けなかった。王子さまの足首の辺りに、一筋ひとすじの黄色い光が煌きらめいた。

    小王子稍微犹豫了一下,站了起来。他迈出了一步。可是,我却无法动弹。在小王子的脚脖子附近,一束黄色的光闪了一下。

    一瞬、王子さまはそのまま動きを止めた。声も上げなかった。やがて、木が倒れるように静かに倒れた。砂のせいで、音もしなかった。

    一瞬间,小王子就那样不动了。连惊叫声都没有。不一会儿,就像树一样安静地倒下了。因为沙的缘故,什么声响也没有发出。

    【次回予告】08-エピローグ


    翌日、王子さまの身体は跡形もなくなっていた。王子さまが自分の星に帰れたのだと「僕」は考え、夜空を見上げる。王子さまが笑っているのだろうと考えるときには、夜空は笑顔で満ちているように見えるのだが、万一王子さまが悲しんでいたらと考えると、そのうちのひとつに王子さまがいるであろういくつもの星々がみな、涙でいっぱいになっているかのように、「僕」には見えるのであった。


    第二天,小王子的身体不见了踪影。“我”认为小王子回到了自己的星球,便仰望夜空。“我”觉得小王子要是在笑的时候,夜空仿佛就洋溢着笑容,要是想到小王子在伤心,在“我”看来,他可能在的那几颗星都会充满泪水。


    今日の内容はここまでです。

    どうもありがとうございました。

    感谢您的支持,下期再会。

    主播 | ねいねい

    小编 |咸咸

    责编 | 日语之声

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