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今天将由 主播kasumi为我们继续带来
佐贺的超级阿嬷(9)
では、はじめましょう!
佐贺的超级阿嬷
故事讲述了在8岁那年,小主人公德永昭广离开家乡广岛,来到佐贺的乡下老家。这里没有玩具,这里没有朋友,甚至连送他来的妈妈也转身离开,迎接德永昭广的只有低矮破旧的房屋,以及独立抚养了七个儿女的超级阿嬷。刚来阿嬷家的德永昭广无法适应这里的寒酸生活,但随着时光的流逝,德永昭广渐渐体味到了与阿嬷在一起生活所得到的幸福。
——岛田洋七
09
佐贺的超级阿嬷(9)
しかし、ばあちゃんにとっては、
「傷(いた)んだところだけ、切って使ったら同じ」
これも、もっともである。
但是对外婆来说,那些"只是外表差一点而已,切开来吃,味道一样"。真是这样。
というわけで、ばあちゃんの家では大半の食料を、川に流れてくるものでまかなっていた。 しかも、
「夏には、トマトが冷えながら流れてくる」し、まさにいいことづくし。
就这样,外婆家大部分的食物,都仰仗河里漂来的蔬果。而且,"夏天时西红柿用河水冷藏着漂流下来",更加好吃。
それに、時にはどこも悪くない野菜まで流れてくるのだ。当時の野菜は、市場に入荷してきた時は泥だらけだった。だから、パートタイマーのおばちゃんたちが川で洗ってきれいにしていた。
けれども、三十人くらいでペラペラしゃべりながらやっているものだから、しょっちゅう誰かの手がすべり、野菜を川に流してしまうのだ。
甚至有时候,会有完好无损的蔬菜漂下来。当时,市场批发的蔬菜还沾满泥土,需要兼职的大妈在河边冲洗干净,通常都是十几个人一边聊天一边洗菜,总有人不小心手一滑,蔬菜就被水冲走了。
それに、白菜なんかは重たいので、洗って水を切ると、流さないまでも外側の葉がごっそり川に落ちてしまったりする。毎日、毎日、いろんな物が流れてきては棒に引っかかるので、ばあちゃんは、川のことを「スーパーマーケット」などと呼んでいた。
还有,大白菜有点重,大妈洗完甩水时,即使没失手滑到水里,也总会有几片外面的叶子脱落掉进河里。
每天,总有各式各样的东西顺流而下,被木棒拦住,因此外婆称那条河是我们家的"超级市场"。
しかも、「わざわざ配達までしてくれると」
「勘定もせんでよか」と、家の前で川を覗き込んでは笑っていた。
たまに、棒に引っかかっているものがないと、
「今日は、スーパー休みか」と、残念がっている。
她探头望着门前的河水,笑着说:"而且是送货上门,也不收运费。"
偶尔,木棒什么也没拦到,她就遗憾地说:"今天超市休息吗?"
そして、このスーパーにはひとつだけ欠点があるとばあちゃんは言う。
「今日キュウリが食べたいと言っても、食べられん。それは、市場のひとまかせ」
どこまでも、明るいばあちゃんである。
外婆说这个超市只有一个缺点。
"即使今天想吃小黄瓜,也不一定吃得到,因为完全要听凭市场的供应。"
真是无比开朗的外婆啊。
よその家では料理の本を見ておかずを考えていたが、ばあちゃんは川を覗き込んで、
「今日のおかずは、なんにすっかねえ」と、メニューを決めていたのである。
そんなばあちゃんは、さすがに川を熟知していた。
别人家是看着食谱想着要做什么菜,外婆是看着河里想:"今天有什么东西呢?"再决定菜单。
外婆毕竟对那条河的情况了如指掌。
ある時、リンゴの箱が流れてきた。中にはモミガラが詰まっていて、モミガラの上に腐ったリンゴが乗っている。
「モミガラを捨てて、木箱だけ薪にしよう」と、俺が斧を手にした時、ばあちゃんが言った。
「モミガラの中に、手を入れてみんしゃい」
「え?」
有一次漂来一个苹果箱子。里面塞满米糠,米糠上放着腐烂的苹果。
我拿着斧头,打算把米糠倒掉,只留箱子当柴火时,外婆就说:"你先摸摸米糠里面。"
"啊?"
(どうして?)とは思ったが、素直に手を突っ込んでみると、奥の方にきれいなリンゴが、ひとつだけ残っていた。
予言者のような人だと思って驚いたものである。またある時は、真新しい下駄(げた)が流れてきた。
我心想:"为什么?"但还是乖乖地伸手去摸---里面竟然还留着一个完好无损的苹果!
我简直觉得外婆真像个预言家。还有一次,漂来一只很新的木屐。
本期主播
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主播/kasumi
小编/小小铭
责编/日语之声
栏目/佐贺的超级阿嬷
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